久しぶりの東京、そしてヨモヤマ噺

明日、養老診療所の午前診療が終わりしだい、車で京都駅に向かい、

京都駅から新幹線で東京に向かいます。

本当に久しぶりの東京なので、新幹線に乗ること自体、ワクワク〜。爆!


東京に着きしだいリハーサルをコッテリ。


16日(土)は

南青山マンダラで「The NEO」の旗揚げライブ。

17日(日)は

東京倶楽部水道橋店で「東京ジャズツアー」と銘打ったライブです。


今夜もギリギリまで、セットリストやアレンジの調整をやっています。

できるだけリハーサルが円滑にいくように、

小さな情報でもリハまでに共有します。


リハーサルについてですが、
ホールやそこそこの規模の小屋の場合は、

別日にリハーサルをすることが大切ですね。

で、当日は、サウンドチェックだけ。


ジャズ系の場合、

リハーサルをしないことが

「カッコいい」と勘違いしてる方を時々見かけます。笑 


ただ、お店系の日常的なお仕事は、リハをするどころか、

本番中に、シンガーから譜面を渡されたりすることもしばしばですね。

まー、これはこれで仕方ないですね。爆


ただ、この方式を、自分主催のライブでやっちゃう人もいて、

「音楽とお客様を冒涜」してるなー、って思ってしまいます。笑 


しかし、リハをやろうにも、シンガーの人は特に、

音楽作りをリードして、

ミュージシャンを動かすなんてことは考えも及ばないし、

多くの方々はその能力を持っていらっしゃらないと感じます。

ミュージシャンは、

そういうシンガーから仕事をもらうことが多いので、

黙って良い演奏をして、涙ぐましいサポートをすることだけを

考えてるようです。


ひと昔ふた昔前と比べると、

シンガーとミュージシャンの立場が逆になっちゃってるからね〜。。笑


ニューヨーク在住のあるミュージシャンから聞いたお話です。


歌は声を出せば「歌」になる。ドラムは叩けば「音」が出る。

感性やセンスだけでもやっていける。

しかし、加えてしっかり「音楽」の勉強をすれば、鬼に金棒です。


そして、

ニューヨークのある有名なアメリカ人ドラマーが歌伴をするときの会話。


ドラマー「俺、この曲、叩けないわ。」

他のメンバー「え〜!?なんでや!?こんなんめちゃ普通の歌もんやで。」

ドラマー「だって、歌詞知らないもん。」

他のメンバー「ドヒャー!」


これも凄い逸話やなー、って思いました。

この話を聞いてから、

ぼくもできるだけ歌詞まで覚えようとし始めましたわ。笑


この世で一番難しい楽器は「ヴォーカル」やなー、って、

つくづく思いますわ。


今夜はこのへんでー。



※画像は愛車「タフト」と桜です。

コメント

  1. うわぁ〜❗️
    私たち一般人が聞いてはいけないことを聞いちゃった感じです😊

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  2. 音楽を学ぶ姿勢を持つことやリハーサルをしっかりやることが、結局はシンガーご自身のレベルを上げるし、長いシンガー寿命になるのにね。

    返信削除

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