朗読とのコラボ

東京から宮津に17日深夜に戻ってからの1週間は、宮津⇆西宮・神戸の往復が4回あるという意味不明なスケジュールになってしまっていて、もう目を瞑っていても片道120Km運転できそうです。笑)


で、明日23日は神戸東灘区住吉の「うはらホール」のとこにある東灘文化センターでリハーサルなんです。


これは5月28日(土)に開催される「ピアノと声で伝える原爆」のためのもので、兵庫県被爆二世の会(不偏不党の団体)が主催され10周年記念の特別なイベントとのことです。

僕のマネージャーの鈴木さんが被爆二世ということで微力ながらご協力させていただくことになりました。


今夜は、台本を精査し、それぞれの場面で演奏する楽曲などをイメージしていました。


折下、ロシアのウクライナ侵攻の最中であり、プーチンが「核の使用」に言及したりしている中、今、このイベントの持つ意味と果たす役割は大きいと思っています。


今年は終戦の日の前日に、千葉の流山市でウクライナ支援のコンサートにも出演します。

戦争に反対する気持ちを楽曲で表現する場を相次いで与えていただいてとても嬉しく思っています。


また、コロナ前は、毎年広島をツアーで訪れていましたので、今年、もしスケジュールが合って、場所があれば、広島に「The NEO」で行って「戦争3部作」を演奏したいです。


このブログをお読みになった方で「呼んでやろう!」という方がいらっしゃいましたらぜひご連絡ください。


さて、朗読とのコラボは過去に数えきれないほどやりましたが、中でも印象に残っているのは、佐川満男さんとのコラボでした。

西宮市内で長く教員・校長を務められた白井先生の阪神・淡路大震災の体験手記を佐川満男さんが読んで、僕とバイオリンのYu-Maが音楽をつけるというコラボでした。

佐川さんはNHK朝ドラ「カムカムエブリバディ」でもお馴染みの俳優さん(歌手)ですので、ほとんど朗読劇で、音楽や効果音の入れどころは実に緻密にリハーサルをしたのを覚えています。


今回のコラボは、皆さんが被爆二世の方々ですので、朗読し易いようにサポートを心がけようと思っています。


読者の皆様、5月28日(土)、ぜひご来場ください。

詳細がわかり次第、ご案内いたしますね。


※画像は宮津の家の前のたんぽぽ。

地面に這いつくばって、かわいい花を咲かす花。雨の中、咲き誇る僕の大好きな「紫陽花」に通じるものを感じます。



コメント

  1. 私は、広島の原爆二世として育ちました。18歳で被爆した父とピンクのキノコ雲を湾越しに見た母の元、夏を思わせる風が秋風に変わるまで毎年毎年原爆の話を聞きました。中学の頃から体調不良が始まり高校2年生からは体育も登山や遠足も禁止。高校3年生の時には注射と検査の繰り返しで、とても落ち込んだTeenagerでした。そして、その父から譲り受けた遺伝子を3世へと引き継いでしまった。(医学的に証明されないので原爆の影響と言えないと国は言いますが、それでは原爆の影響ではないという証明はできるのでしょうか。)



    そうなんです!このモヤモヤや不調を抱えながら生きている二世や三世がたくさんおられるのです。私は、私自身が考える平和活動の一環として英語事業を30年以上続けきましたが、私に与えられた境遇は、神様から与えられた使命、贈り物なんだと、最近ようやく思えるようになったのです。世界中の人々に、核兵器の恐ろしさや2代3代に渡って身体的にも精神的にも影響があることを伝えていきたいと思っています。また、金谷康佑のマネージャーとして、彼の表現する『戦争に反対する気持ち』を音楽のチカラを通して皆様にお届けするサポートができれば、神様からの使命を全うできるのではと思っています。

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